深いダイビングスポットでもロープを使うと潜降が楽にできます
水深のある場所から潜降を開始する場合は、ロープを使うと便利です。特に経験の少ない初心者さんはフィートファーストで安全にしかも確実に潜ることができ、とってもGOODな方法です。また、耳が抜けずらい場合など、ロープをつかんでその水深にとどまることができ、確実に抜いてから潜降を開始することができるといったメリットもあります。ボートダイビングのロープ潜降で、波の上下動が大きいときはロープがたるんだり張ったりという動きに振り回されることがあるので注意してください。
まず潜降ポイントに着いたらロープやフロートに捕まり呼吸を整えてください。その際、周りの景色も覚えて戻ってきたときのナビゲーションとなる様にしておくと完ぺきです。
右手でロープをつかみ、左手でBCDジャケットの空気を抜いて潜降します頭からではなく、フィートファーストといって足から降りていきましょう。ロープを持ちながら潜降すると、例え耳の抜けが悪くてもその水深にラクにとどまることができます。
潜降で最も悪い方法がお尻から落ちていく体勢です。下に他のダイバーがいるかもしれないし、サンゴが群生しているかもしれません。お尻から落ちると、タンクでサンゴがバッキバキ・・・寝返りを打つように体を回転させて体勢を直しましょう。
【コメント】
潜降は実力がハッキリわかるスキルテクニックですから、自身のない方や経験が浅いダイバーさんは無理せず、ロープを使って降りるのが無難です。