「ダイビングを始めたからには、野生のウミガメと一緒に泳ぎたい!」そんな願いを持つダイバーは多いはず。沖縄は、世界的に見ても非常に高い確率でウミガメに出会える、まさに「ウミガメの聖域」です。
特に「ケラマブルー」と称される慶良間諸島や、ダイナミックな地形で知られる万座エリアは、ウミガメの遭遇率が群を抜いています。本ページでは、ウミガメと一緒に泳ぐためのポイントから、その生態、遭遇率を高めるコツまで、余すことなく解説します。
沖縄でウミガメに会いたい方へ
沖縄の海には、主に3種類のウミガメが生息しています。
- アオウミガメ: つるんとした甲羅が特徴。主食が海藻なので、浅場のリーフや砂地でで食事をしている姿をよく見かけます。
- タイマイ: 甲羅の縁がギザギザしており、クチバシが尖っています。サンゴの隙間のカイメンなどを食べます。
- アカウミガメ: 頭が大きく、やや沖合に生息。ダイビングで見かけるのは稀ですが、産卵期には沖縄の浜辺にやってきます。個体自体かなり大型です
沖縄でのファンダイビングで主に出会えるのは「アオウミガメ」と「タイマイ」です。彼らは非常に優雅に、そして時には無防備に私たちの前でリラックスした姿を見せてくれます。
ウミガメ遭遇率が高い理由
なぜ、沖縄(特に慶良間や万座)ではこれほどまでにウミガメに会えるのでしょうか。それには明確な理由があります。
- 豊富な餌場と寝床
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ウミガメにとって、沖縄のサンゴ礁は最高のレストランであり、寝室です。慶良間諸島の周辺には、彼らが好む海藻やサンゴが豊富にあります。また、複雑な地形は外敵から身を隠して眠るのに適しており、ウミガメが「定住」しやすい環境が整っています。
- 徹底された保護活動
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沖縄では古くからウミガメを神聖な生き物として大切にする文化があり、現在も多くのエリアで保護活動が行われています。人間が危害を加えないことを知っているため、沖縄のウミガメは非常にフレンドリーで、ダイバーが近づいても逃げずにカメラの絶好の「モデル」になってくれることが多いのです。
おすすめエリア(ポイント紹介)
沖縄本島からボートで行ける、ウミガメの「鉄板ポイント」をご紹介します。
慶良間諸島周辺(座間味島・渡嘉敷島・阿嘉島周辺)
「世界が恋する海」として国立公園に指定されている慶良間は、ウミガメ遭遇率NO.1のエリアです。カメのクリーニングステーションになっているポイントでは一度に10匹以上も見れる場合があります。
具体的なポイント(※「1・2」は儀志布島、「3・4」は渡嘉敷島のポイント)
- カメキチ・・・浅場のリーフ上で食事中のタイマイをよく見かけます
- カメパラ・・・8~10mくらいのリーフにカメのクリーニングステーションあり。多いと一度に10匹以上のアオウミガメが見れます
- アリガー・・・砂地のポイントですが、よく砂地に生えている草を食べているアオウミガメを見かけます
- 野崎・・・カメの休憩場所?があります。
チービシ諸島周辺(神山島・クエフ島・ナガンヌ島)
那覇の港からボートで20分ほどもチービシ諸島でもウミガメが頻繁に見られます。リーフの上でよく休んでいる?ウミガメを見かけますよ。
具体的なポイント(※「1」は神山島、「2」はクエフ島、「3・4」はナガンヌ島のポイント)
- ラビリンス・・・リーフの上で寝ていたり、沖合の砂地を優雅に泳いでいます
- クエフ北・・・珊瑚ポイントですが、注意してみると珊瑚の隙間にカメが挟まっています(笑)
- ナガンヌ北・・・リーフの切れ目にアオウミガメがよく泳いでいます
- タートルシティ・・・水中に大きな岩がありその周辺がカメのお休み処となっています。このポイントのアオウミガメは個体が非常に大きいです
万座・恩納村ボートエリア
ダイナミックな地形派ポイントが多い万座ですが、実はウミガメの隠れ家もたくさんあります。珊瑚礁の隙間でよくじっとしている姿を見かけます。また砂地でじっとしているカメもよく見かけます
具体的なポイント(全て万座エリア)
- ホテルエッジ・・・ドロップオフ沿いのリーフ上にアオウミガメがのんびり泳いでいます
- クロスライン・・・砂地にロープが落ちており、それに絡まるようにお休みされています(笑)
- オーバーヘッドロック・・・リーフ上に数匹のアオウミガメが見られます
ダイビングスタイル
当店では、単にウミガメを探すだけでなく「ウミガメにストレスを与えず、ダイバーも最高の瞬間を味わう」スタイルを大切にしています。
- 少人数制でのアプローチ
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大人数で囲んでしまうと、カメは息苦しさを感じて逃げてしまいます。少人数で静かに近づくことで、カメにストレスを与えず、ゆっくりと観察できますよ。またそうすることで自然な表情を見ることができます。
- 生物に詳しいガイド
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「この時間帯は下げ潮だからあそこの根(岩)で寝ているはず」「今は潮の変わり目だから流れ的にあそこで食事をしているはず」という、長年の経験に基づいたデータをもとにご案内します。
- 撮影サポート
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ウミガメとのツーショットは一生の宝物。ガイドが構図を意識しながら、皆様とカメのベストショットを撮るお手伝いをさせていただきます
初心者でも大丈夫?
「カメが見えるようなポイントは流れがある深い場所ではないか?初心者では難しいのではないか?」という不安は不要です。
実は、ウミガメは浅瀬の方が会いやすいのです。 ウミガメは爬虫類。私たち人間と同じように、肺呼吸をしています。そのため、数十分に一度は必ず水面に顔を出して息継ぎをします。そのため、水深5m〜10m前後の浅いポイントが彼らの生活圏であり、ライセンスを取り立ての初心者ダイバーや、ブランクがある方でも無理なく行ける範囲に彼らはいます。
こんな方にオススメ
- 「カメと一緒に泳ぐ」がダイビングを始めるきっかけになった方
- 水中写真のスキルアップをしたい方: カメは比較的ゆっくり動くため、被写体として最適です。
- 癒やしを求めている方: 優雅に羽ばたくように泳ぐウミガメの姿には、言葉にできない癒やし効果があります。
- お子様やパートナーを喜ばせたい方: 記念日ダイビングでカメに出会えた時の感動は、何物にも代えがたい贈り物になります。
遭遇率を上げるコツ
ガイドに任せるだけでなく、以下のコツを知っておくと、よりウミガメとの距離が縮まります。
- 水面を見上げる: 息継ぎに上がる、あるいは降りてくるカメを見つけやすくなります。
- 泡を当てない: カメの真下に入って排気(泡)を当ててしまうと、カメは驚いて逃げてしまいます。少し斜め横のポジションをキープしましょう。
- 追いかけない: カメが泳ぎ出したら、後ろから追いかけるのではなく、並走するようにゆっくり泳ぐのが長く一緒にいる秘訣です。
- 「寝ている時」がチャンス: 岩の隙間で寝ているカメも多くいます。中層ばかりではなく、珊瑚の隙間も観察してください。寝ているカメは非常に近くで観察できます。ただし、絶対に触れてはいけません。
おすすめプラン
ウミガメに高確率で遭遇できる当店自慢の那覇発ファンダイビングプランです。慶良間・万座それぞれの良さをお楽しみください。



まとめ
沖縄の海でウミガメに出会う体験は、あなたのダイビング人生において特別な1ページになるはずです。 あの大きな瞳と目が合った瞬間、ゆっくりと空を飛ぶように泳ぐ姿を目の当たりにした時、日常の悩みはすべて消し飛んでしまいます。
当店では、皆様の「カメに会いたい!」という熱い思いを叶えるべく、その日の海況で最も確率の高いポイントへご案内します。慶良間の青い海で、カメと一緒にリラックスした時間を過ごしませんか?
